公益法人ひょうごツーリズム協会平成24年度観光地ブランド向上推進事業助成事業の一環で、淡路人形浄瑠璃市民講座を8月5日(日)に開催します。
兵庫県民向けの講座(内覧会)です。新会館で公演を始める淡路人形座の魅力を、NHK大河ドラマ「平清盛」に縁のある源平の演目を通じて知って頂ければと思います。
どうぞお誘い合わせの上、ご鑑賞下さいませ。
◆講師:久堀裕朗先生(大阪市立大学文化研究科准教授)
◆開催場所:淡路人形座
      兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先
◆開催時期:8月5日(日)
◆時間:13:30開始~15:00終了予定
◆入場料:兵庫県民のみ対象、入場無料
  ◇久堀裕朗先生の講演 「源平合戦物浄瑠璃と淡路座」
  ◇淡路人形座 「奥州秀衡有鬠壻 鞍馬山の段」
         「鬼一法眼三略巻 五条橋の段」
「奥州秀衡有鬠壻 鞍馬山の段」
 父源義朝の死後、鞍馬山に預けられた牛若丸は、毎日僧たちを相手に兵法の稽古をしています。源氏に心を寄せる奥州の藤原秀衡に頼まれて、牛若丸を鞍馬から連れ出しにきた金売吉次は、田楽屋に身をやつし、鞍馬山のふもとで様子をうかがっていました。そこに源氏の残党狩りをする平家の侍難波十郎がやってきて、牛若丸を見つけ、家来を呼びに行きます。吉次は秀衡の書状を牛若丸に示し、奥州への出立を促します。牛若丸は喜んで応じ、鞍馬を後にするのでした。「奥州秀衡有鬠壻」は大坂で初演されましたが、その後上演されず、淡路の人形座でしか伝承されなかった淡路独自の作品です。
「鬼一法眼三略巻 五条橋の段」
今出川の兵法家・鬼一法眼から六韜三略を授かった牛若丸は、父義朝の追善供養のためと称して、夜な夜な五条橋に現れて千人斬りを志していますが、実は源氏の味方となる侍を捜しているのでした。その頃、比叡山の西塔にこもって時節を伺う武蔵坊弁慶は、この噂を聞き曲者をこらしめようと五条橋に現れます。橋のほとりの柳の木陰に、高下駄を履き女傘を差した優しい人影が立っていました。弁慶が通り過ぎようとすると、人影は右に左に行く手をさえぎります。曲者に得意の大薙刀を振り上げて打ってかかりますが、さんざんに翻弄されました。ついに諦めた弁慶が曲者の名前を聞くと、正体は源氏の嫡流・牛若丸。弁慶はその場で家来となり、主従三世の契りを結ぶのでした。淡路人形の得意な立ち回りの多い楽しい出し物となっております。
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