平成22年12月14日(火)、淡路人形浄瑠璃館において「いざなぎ学園公開講座」が開かれ、淡路人形座の特別公演「仮名手本忠臣蔵 一力茶屋の段」を上演します。
一般の方も通常の入場料でご覧頂けます。ご来場を心よりお待ちしております。
日時:平成22年12月14日(火)
開演:13:10†13:40まで
場所:淡路人形浄瑠璃館
お問い合わせTEL:0799-52-0260
◎仮名手本忠臣蔵あらすじ
『仮名手本忠臣蔵』は、赤穂浪士の討ち入りを題材とした人形浄瑠璃の作品です。
赤穂浪士の討ち入りは、彼らの主君・播州赤穂5万3千石の大名・浅野内匠頭が、元禄14年(1701)3月14日、江戸城本丸「松の廊 下」で吉良上野介を斬りつけた刃傷事件から始まります。五代将軍徳川綱吉は、旧来の慣習法「喧嘩両成敗」を適用せず、吉良を無罪とする一方、浅野には即日切腹を命じます。
主君の無念を晴らすべく、浪人となった浅野の家臣47人は大石内蔵助を中心に、翌年・元禄15年(1702)12月14日。12月の主君の命日の夜、江戸本所松坂町・吉良上野介の屋敷に討ち入り、みごと主君の敵を討ったのでした。
『仮名手本忠臣蔵』は、寛延元年(1748)八月、大坂道頓堀の竹本座で、人形浄瑠璃で初演されました。「仮名手本」とは、いろは四十七文字に、浪士の数四十七人を重ね合わせ、また大石内蔵助の名を「忠臣蔵」、忠臣の内蔵助として読み込んだものとされています。何より討ち入りの年から、数えで四十七年目の初演であるところに、作者の機転を読み取るべきところです。
月々の命日の、前日の晩を「逮夜」といい、精進潔斎して身を慎むべきものとされています。このあとご覧いただきます七段目は、主君塩冶 判官の逮夜にあたる夜。祇園一力の茶屋に三日居続けで遊ぶ、大星由良助の座敷が場面です。
由良助の本心を探ろうと、討ち入りの同士(千崎・矢間・竹森)は奴平右衛門を伴い訪れ、敵に内通した斧九太夫は師直の家臣鷺坂伴内とともに訪れます。
由良助は彼らをはぐらかし、ひとりになって届いたばかりの、塩冶の妻からの密書を読もうとするところから、物語は始まります。
忠臣蔵の討ち入りから、308年目のこの日。人形浄瑠璃として忠臣蔵を上演するのは、わたくしども淡路人形座だけのようです。どうかごゆっくりご観劇ください。
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