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About Awaji Ningyoza(Awaji Puppet Theater)
- About ’Awaji Ningyoza'
- Members
- Living National Treasure, the late Master Tsuruzawa Tomoji
- Origin of the Awaji Ningyoza
- People trained at the Awaji Ningyoza
- Inheriting Awaji Ningyo Joruri
戎さまが釣竿をかついでやってきました。庄屋さんはお神酒を出します。盃を飲み干した戎さまは、自分の生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。海の幸、山の幸を前に、みんなの願いをかなえようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り、沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。太鼓のリズムに合わせ、戎さまが楽しく舞うこの神事には、おおらかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点がこめられています。
普段は見れない舞台裏を、スタッフの解説を交えて見学して頂けます。
本格的な人形浄瑠璃の舞台をご覧いただき、淡路人形座の座員とふれあうことの出来る機会となっております。(淡路人形との記念撮影は、お手持ちのカメラでの撮影となります)
戎さまは今では商売の神様にもなっていますが、もともとは海の神様でした。淡路島では昔から漁村のお祭りで浜芝居が行われ、間狂言として大漁や航海の安全を祈って必ず舞われていたのが「戎舞」でした。自分の狙う魚の大漁を祈って欲しいと次から次に魚の名前を叫ぶ漁師さんに応え、太夫はその漁村で捕れる魚の名前をずっと語り続けたそうです。人形が神事として遣われていた古い形を残した出し物で、太棹三味線の演奏ではなく、太鼓で語ります。
戎さまが、釣竿をかついで淡路人形座へやってきました。庄屋さんはお神酒を出します。さかずきを飲み干した戎さまは、自分の生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。海の幸、山の幸を前に、みんなの願いをかなえようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシ
と舞い納めるのでした。太鼓のリズムに合わせ、戎さまが楽しく舞うこの神事には、おおらかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。