産経新聞に淡路人形座の「うらしまたろう」公演が紹介されました!

淡路人形座「うらしまたろう」・園児らが手形アートでお手伝い

産経新聞に淡路人形座の「うらしまたろう」公演が紹介されました!

500年以上の歴史を誇る伝統芸能・淡路人形浄瑠璃を継承する「淡路人形座」(南あわじ市)は7月24日から新たな創作人形芝居「うらしまたろう」を上演する。オリジナル脚本は「ももたろう」に続く第2弾。楽しみながら伝統文化に触れてもらおうというコンセプトのもと、今回は地元園児らが劇場内に飾る「手形アート」を制作するといった取り組みも加えた。「夏休み親子劇場」を銘打ち、8月31日まで休館日を除き毎日上演する。淡路人形座は「観客に若い親子連れが少ない」という課題の解決に尽力。令和5年から昔話に新解釈を加えた創作人形芝居「ももたろう」を上演し、これまで約1800人が訪れるという結果を残している。今回取り上げるのは「浦島太郎」。人形座によると、五色の甲羅をまとった亀が登場し、物語を通じて恩返しや個性を認め合うことの大切さを伝えていくという。
新作の上演を巡っては、市内の福良こども園が協力。24日は園児ら約65人が参加して、公演中に使う特性の「手形アート」づくりに挑戦した。当日準備されたのは幅約80㌢、長さ約10㍍の晒し木綿2枚。園児らは青色や白色といった水性絵の具を手や足につけて木綿の上を走ったり、手形をつけたりして「波」をイメージした作品に仕上げていった。園児たちの力作は公演期間中、人形座の受け付けから客席へつながる通路の天井に飾られる。参加した同園の長尾美彩さん(6)は「みんなで『波』を作るのが楽しかった」。淡路人形座の担当者は「子どもたちには、地元の伝統文化をもっと身近に感じてほしい」と話した。上演開始は午前11時10分と午後1時半。詳しい問い合わせは淡路人形座(0799・52・0260)へ。

編集スタッフの皆様へ
素敵な誌面で紹介していただきましてありがとうございました!