ばんしゅうさらやしき あおやまやかたのだん播州皿屋舗 青山館の段
あらすじ
青山鉄山の下屋敷。鉄山・忠太兄弟が、当主 巴之介の毒殺を相談していたところ、三平の妻お菊がその話を聞いてしまう。鉄山はお菊に誤解であると言いつくろい、お菊の預かる唐絵の皿を披露させる。しかし鉄山は皿を一枚かすめ取り、皿の足りないことを理由にお菊を惨殺して、死骸を井戸に投げ込む。俄に雨が降り出し、井戸の中からお菊の霊が現れる。そこに三平が駆け付け、悪事を見抜いて鉄山を討ち果たし、皿を取り戻す。
青山鉄山の下屋敷。鉄山・忠太兄弟が、当主 巴之介の毒殺を相談していたところ、三平の妻お菊がその話を聞いてしまう。鉄山はお菊に誤解であると言いつくろい、お菊の預かる唐絵の皿を披露させる。しかし鉄山は皿を一枚かすめ取り、皿の足りないことを理由にお菊を惨殺して、死骸を井戸に投げ込む。俄に雨が降り出し、井戸の中からお菊の霊が現れる。そこに三平が駆け付け、悪事を見抜いて鉄山を討ち果たし、皿を取り戻す。