淡路人形浄瑠璃館

淡路人形浄瑠璃館は、
500年の歴史を持つ、淡路人形芝居を上演する常設館です。

 「義経記」の中から、鬼一法眼、弁慶の生い立ち、鞍馬山の天狗伝説等を基とした五段続きの時代物で、作者は文耕堂、長谷川千四。
  享保一六年(一七三一)に初演されました。
 今出川の兵法家・鬼一法眼から六韜三略を授かった牛若丸は、父義朝の追善供養のためと称して、夜な夜な五条橋に現れて千人斬りを志していますが、実は源氏の味方となる侍を捜しているのでした。
 その頃、比叡山の西塔にこもって時節を伺う武蔵坊弁慶は、この噂を聞き曲者をこらしめようと五条橋に現れます。
 橋のほとりの柳の木陰に、高下駄を履き女傘を差した優しい人影が立っていました。
 弁慶が通り過ぎようとすると、人影は右に左に行く手をさえぎります。
 曲者に得意の大薙刀を振り上げて打ってかかりますが、さんざんに翻弄されました。
 ついに諦めた弁慶が曲者の名前を聞くと、正体は源氏の嫡流・牛若丸。
 弁慶はその場で家来となり、主従三世の契りを結ぶのでした。
 淡路人形の得意な立ち回りの多い楽しい出し物となっております。
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