本日から通常公演が「東海道中膝栗毛 赤坂並木の段」・「戎舞」に
かわります。
上演の詳細は下記をご参照くださいませ。
本日、24日から31日まで
●通常公演
 
 演目「東海道中膝栗毛 赤坂並木の段」
  10:00~
  11:00~
 演目「レクチャー」・「戎舞」
  13:00~
  14:00~
  15:00~
[レクチャーとは太夫・三味線・人形の解説をする事です。]
なお10月の毎水曜日(30日)は一周年特別期間と題し
開館いたします。
詳細は下記をご参照ください。
演目「人形解説」・「戎舞」
  10:00~
  11:00~
  13:00~
  14:30~
「東海道中膝栗毛 赤坂並木の段」 解説・あらすじ
■解説
享和二年(1802)から刊行された十返舎一九の滑稽本『(東海)道中膝栗毛』は、江戸神田八丁堀に住む駿河府中生まれの栃面屋弥次郎兵衛(とちめんや やじろべえ)と旅役者の喜多八(きたはち)が、厄落としにお伊勢参りを思い立ち、東海道を江戸から伊勢神宮へ、さらに京都、大阪へとめぐり、いたずらを働き、失敗を繰り返し、行く先々で騒ぎを起こす旅を描いています。この作品の影響で旅行ブームが起きるほどのベストセラーとなり、それにあやかろうと人形浄瑠璃でも舞台化されました。
■あらすじ
上方見物のために東海道を旅する弥次郎兵衛と喜多八は三河(現在の愛知県)の御油(ごゆ)の宿から、次の宿場の赤坂へ向かう並木道を歩いています。日が暮れて提灯も持たずに遅れた弥次郎兵衛を持つ喜多八は、この辺りに人を化かす狐が出るという噂があるので心細くなっていました。喜多八のすぐ後ろで狐の鳴き声がし、狐の真似をした弥次郎兵衛が臆病な喜多八にこれまでの道中の恨み言を言い、「馬の糞を食べろ」とからかって、自分の荷物まで持たせてしまいます。やっと弥次郎兵衛と気づいた喜多八は気を取り直して先を急ぎます。やがて墓場にさしかかり、大きな傘をかぶり徳利を持った子どもと出会いました。ここから事件が起こります。夜が明けて、弥次郎兵衛は死装束、喜多八は襦袢姿、さては狐に化かされたかと二人は空元気を出して裸道中と洒落込むのでした。
「戎舞」  解説・あらすじ
■解説
戎さまは今では商売の神様にもなっていますが、もともとは海の神様でした。
淡路島では昔から漁村のお祭りで浜芝居が行われ、間狂言として大漁や航海の
安全を祈って必ず舞われていたのが「戎舞」でした。自分の狙う魚の大漁を
祈って欲しいと次から次に魚の名前を叫ぶ漁師さんに応え、太夫はその漁村で
捕れる魚の名前をずっと語り続けたそうです。人形が神事として遣われた古い
形を残した出し物で、太棹三味線の伴奏ではなく、太鼓で語ります。
■あらすじ
戎さまが釣竿をかついで淡路人形座へやってきました。庄屋さんはお神酒を
出します。さかずきを飲み干した戎さまは、自分の生まれや福の神であること
を話しながら舞い始めます。海の幸、山の幸を前にみんなの願いをかなえようと
お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船の乗り、沖に出て、
大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。太鼓のリズムに
合わせ、戎さまが楽しく舞うこの神事には、おおらかな心を持ち、えびす顔で
プラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。