◎文化遺産を活かした観光振興地域活性化事業「操り人形史と淡路人形」講座
 淡路の人形座は、全国各地で人形芝居の公演をし、人形芝居を伝えましたが、中でも上村源之丞座は淡路人形の元祖として最も古い歴史と格式を誇り、淡路の各座を取り仕切ってきました。昨年文化庁の補助事業で上村源之丞座座本である引田家から淡路人形浄瑠璃資料館に寄託された物品の調査が行われました。引田家資料として報告書にまとめられ、専門家の間でも高い評価を得ております。今回は、地元淡路島の方々にも、引田家の事を知って頂けるように調査を担当した先生に三回にわたる講座をお願いしております。
 第一回は、神戸女子大学の阪口弘之先生をお迎えし、「操り浄瑠璃史と淡路人形」と題し講演を頂きます。阪口弘之氏が発見した巻子本「芝居根源記」は、元禄六年(一六九三)に源之丞座が徳島で行った芝居について書かれており、淡路の人形座の興行記録は少なく、元禄期の古い時代のこれほど詳細な資料は学界の注目を集めました。四月十三日から五月八日まで徳島県冨田で大規模な興行を行い、入り札は当初八百枚用意されたが、足りずに六百枚追加されたほど盛況な公演でした。宣伝のための「辻札」、公演前の「ふれ太鼓」、舞台や客席の構造を詳細に記録した「芝居之図」を掲載しています。
日 時 平成23年11月19日(土) 19:00開始
場 所 南あわじ市三原公民館
参加費 無料
お問合せ先 淡路人形座 TEL0799†52†0260
文化遺産を活かした観光振興地域活性化事業ホームページ
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shinko_kasseika/index.html